日帰りスキーツアーのメリットは、スケジュールが合わせやすい、宿泊代が不要なので安い、といったところです。ただし、家を出て、交通手段に揺られて滑って、帰ってくるまで慌ただしく、疲れ切ってしまう可能性が高いです。また、日帰りなので滑り足りなく感じてしまうこともあります。その点、泊まりのスキーツアーはスキー場に着く時間が遅くても、夕方やナイターの時間まで滑ることができるので十分に時間がとれます。
疲れたら宿泊施設に移動して休めば良いので、ヘトヘトになりません。温泉や食事が豪華なところを選べば、スキーツアーと一緒に旅行も楽しむことができます。また、翌朝ゲレンデに出て早朝スキーをするというのも可能です。ただし、宿泊代がかかるのでその分高くなります。
うまく使い分けるには、シーズン中にどれくらいの頻度でスキー場に行くのかを考えてみると良いです。なんども行くのであれば、近場のスキー場に日帰りで行くのがオススメです。シーズン中に数回行くだけであれば、泊まりでお金をかけてくつろぐと良いでしょう。メリハリをつけて使い分ければ、目的と予算に合ったスキーツアーを選ぶことができます。
また、カップルや子連れなど、日帰りだとゆっくり出来ずに思い出が半減してしまうケースもあります。この場合には多少お金がかかっても思い出を深めるため、と割り切って泊りがけのツアーを利用したほうが良いでしょう。体力のある学生などであれば日帰りでも良いです。