日帰りスキーの移動手段としては、マイカーが最も安価な手段でしょう。仲間で連れ立って、交替しながら運転し、駐車場代は折半ということになるでしょうか。ただ、日帰りというハードスケジュールになると、運転での疲れは無視できないことになります。特に帰りは暗い道の運転となり、雪道ですから普通の運転とは違い、相当神経を使います。
往路でもタイヤの交換などがあり、なにかと面倒です。費用は安く済みますが、帰り道の安全性などが気になるところです。新幹線や飛行機という手段をとる人はあまりいないでしょう。現地でスキー用具一式をレンタルするにしても、スキー場へは、路線バスかタクシーを使って向かうことになります。
乗り換えが必要になりますし、用具を借りる時間も惜しいでしょう。日帰りですから、なるべく時間は節約したいものです。そうなると、スキーバスしか選択肢はないような状況となります。バスに乗り込んでさえしまえば、車中ではゆっくり休んで英気を養えます。
慣れない雪道の運転をする必要もありません。バスの集合場所まではたいへんですが、愛用の靴や板を持って向かえます。集合場所に着いてバスに乗り込んだあとは、スキー場まで乗り換えなしです。自家用車で向かうよりも費用はかかりますが、さほど高額ではありません。
価格競争が進んでいて、かなり低い費用で利用できます。今後、安全対策が徹底されるようになれば、利用料金は上がるかもしれませんが、それでも需要は変わらないでしょう。